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和名:ざくろ石 宝石言葉:友愛・忠実・真実 硬度:7〜7.5
ガーネットとはラテン名「ザクロ木」に由来し、日本名は 「ざくろの木の実」に似ていることから、そう呼ばれるようになりました。 色は、緑・オレンジ・紫をはじめ様々なものがありますが、 磨いて特に透明度が高く美しいものが宝石として用いられています。中でも、血のように赤い透明なものが誕生石となっています。 また、狩猟用として用いられたと言われています。 聖書の中でも、ノアの箱舟にガーネットが、明かりを照らす宝石として用いられたと、記されています。
この石は古代エジプト時代にはすでに発見されており、悪魔を避けたり、止血する力があると信じられていたために、中世ヨーロッパの十字軍の兵士や探検家や冒険家たちが身に着けていました。
和名:紫水晶 宝石言葉:誠実・心の平和 硬度:7
日本では紫水晶として知られるアメシストは、 ギリシャ語の「酔わない」という言葉に由来しています。 その構造上の特性から、ひとつの結晶で色の濃淡が激しく 偏っている場合が普通です。 ゆえに、色が均質で大きな結晶ということが少ないため、 水晶の中で最も高価であると言われています。
紫はその高貴で威厳のある印象から、 英国では王冠用の宝石として、またヨーロッパにおいては司教の石として用いられ、日本でも、古来から位の高い役職が身につける色とされていました。 また、古代ギリシャではその語源が示すように、お酒を飲む席でのお守りとされていました。
3月/アクアマリン
宝石言葉:勇敢・沈着・聡明 硬度:7.5〜8
「海水」を表すラテン語に由来します。緑柱石の中で、海青色で透明なものを「アクアマリン」、濃緑色なものを「エメラルド」と呼びます。 アクアマリンはエメラルドに比べて無傷で含有物が少なく、 また大形の結晶が産出されるため、希少価値は乏しいのが実情です。
歴史に登場するのは古いのですが、人気が出てきたのは 現代に入ってからです。その爽やかすぎる印象が当時あまり好まれなかったようです。 名前のとおり水の女神が宿ったとされるこの石は、古代ローマ時代よりの船乗り達が航海安全のためのお守りとして身につけていました。 また、その爽やかな青色が、身につける者の気持ちを落ち着かせリラックスさせると信じられていました。
4月/ダイヤモンド
和名・金剛石 宝石言葉:純潔無垢 硬度:10
どんな薬品やモノにも傷を付けられることの無い、世の中で他に類を見ないその硬さは、文字通り宝石の王と言えるでしょう。 世界の産出量の90%が工業用に、残りの10%がジュエリーとして装飾用に用いられていますが、これは良質のものだけが装飾用に用いられるためです。
その美しい輝きゆえに、華やかな舞台に登場することもあれば、ときには数々の戦争や抗争を巻き起こしたりと、歴史にこの石の話が数多く存在します。 その語源より、愛や忠誠心の誓い、永遠の美、不屈の精神、固い意志、魔除けと言う様々な意味があります。 また、その意味ゆえ古くから世界征服を成し遂げる石と信じられており、このことからか、時の王族がこぞって身につけていたと言われています。
5月/エメラルド
宝石言葉幸福・幸運 硬度:7.5〜8
セム語の「緑色の石」が由来とされる、 濃緑色をした緑柱石の別名です。 ヨーロッパのことわざに、不可能なことを例えて、「無傷のエメラルドを求める」と言う言葉があります。 それだけ均一な色や、曇りやヒビの無い良質のものは珍しく、宝石としての価値は非常に高いとされています。
この石は、クレオパトラが溺愛し、かのアレキサンダー大王は戦に勝利する度、エメラルドに感謝を捧げていたと言われています。古代や中世では、眼の病気の治療などに利用されていました。 また、「聖なる宝石」と形容され、位の高い聖職者の象徴でもありました。 ヨーロッパでは、幸せな結婚生活を続けるお守りとして、持っている人を幸せな気分にする石とされています。
6月/パール
和名・真珠 宝石言葉:健康・長寿 硬度:3.5〜4
真珠は宝石の女王と言われています。 真珠は他の宝石と異なり、ほとんどが貝が作り出したままの姿で人間の鑑賞に通用します。 市場では、輝き(てり)・巻き・傷の有無・形(真円さ)・色・サイズ(大きさ)の6つの要素によって評価が決まります。
新約聖書や日本書紀にも出てくる、歴史ある人類最古の宝石パール。クレオパトラが真珠を溶かした酢を飲み干した話は有名で、不老不死の象徴として語り継がれてきました。 古代インドの伝説によれば、海が神に捧げた真珠が神の胸に宿り、その心になったと言われています。 また、パールは生まれたままの姿でも美しいので、研磨などの技術が未発達の時代では、最も価値ある宝石のひとつだったようです。
7月/ルビー
和名・紅玉 宝石言葉:仁愛・情熱・威厳 硬度:9
主な産地はミャンマー・タイですが、日本では大分県、岐阜県や四国の鉱山でも微量を採掘されるようになってきました。 その生成条件の厳しさから、素晴らしい色と品質が採掘されるのはごく稀で、さらにダイヤモンドのように安定した供給源がないため、ときにはダイヤモンドをも凌ぐ値段をつけられることがあります。
鳩の血に似た「燃える石炭」といわれる赤が、血や熱に対し効果があると、お守りにされてきました。 その情熱的で官能的な赤が人々の情熱に火をつけることから、嫉妬や疑念を消し去る力があるとされ、また、身につける者を護るともされていました。 そして、聖書においては他のどの宝石よりも位の高い神に選ばれた宝石とされています。
8月/ペリドット
和名・橄欖石(かんらんせき) 宝石言葉:夫婦の幸福・和合 硬度:6.5〜7
紅海上に浮かぶ島セント・ジョン島が産地として有名で、ここでは3500年以上採掘が続けられています。 また最近、パキスタンでも素晴らしく良質の結晶がある鉱脈が発見されました。 独特なオリーブ色のグリーンをして透明な結晶は、古くから宝石として珍重されてきました。 特に電光の下では緑が深く鮮やかに輝くことから、イブニングエメラルドの別名を持っています。
古代エジプトでは「太陽の宝石」と呼ばれ、太陽のパワーを秘めたその石は邪悪を打ち破り、暗闇をから人々を救い光を与え、悪魔を退治してくれると信じられていました。 それゆえ、エジプトでは代々ファラオ達に崇拝され、その王冠や装飾物は黄金と共に、ペリドットで埋め尽くされていました。
9月/サファイア
宝石言葉:誠実・慈愛・徳望 硬度:9
ルビーの姉妹石です。鉱物名コランダムの青色のものを 「サファイア」と呼んでいます。 イエロー、グリーン、レッド、オレンジなどの色がありますが、中でも、青ないし灰色青色系統のものが良質視されており、特に色が深くて濃いもの、黒過ぎず薄過ぎず、鮮やかな色が最高の色といわれています。
大粒のブルーサファイアは権力の象徴の証であり、ロマノフ王朝は260カラットというブローチを所有していました。 古代よりサファイアの青は青空を反映したものだと言う伝説があったために、神に近い石とされていました。 中世キリスト教社会では神の意志を伝えることができると言われ、ローマ法王など、聖職者が身につけていました。
10月/オパール
和名:たんぱく石 宝石言葉:歓喜・安楽・忍耐 硬度:5〜6.5
オパール本来の色は無色ないし乳白色ですが、不純物によって様々な色が現れます。大きく「プレシャスオパール」と「コモンオパール」とに分けられます。 プレシャスオパールは無色ないし乳白色半透明の貴質から、虹のような光彩が現れるので高価な貴石として珍重されています。 プレシャスオパールの内ブラックオパールは、黒く見え、そこから、緑、青、紫、金などの色が浮き出てくるものをそう呼び、オパールのの中で最も高価に取り引きされます。
古代ローマでは皇帝の王冠に使われており、愛の神「キューピット」と呼び、希望や純潔の象徴とされ、好んで身につけていたと言われています。 また、古代ギリシャ時代には、未来を予知す力のある宝石とされていました。
11月/トパーズ
和名:黄玉 宝石言葉:友愛・友情・希望 硬度:8
紅海にある島の名前がその由来です。世界各地で産出されています。 トパーズには、黄・ピンク・水色・透明などたくさんの色がありますが、中でもやや赤味を帯びた黄色いシェリーカラーが最高とされています。 これは、別名インペリアルトパーズとして高い評価を得ています。
古代エジプト人は、トパーズを太陽神ラーの生まれ変わりと崇め尊重しました。 古代ローマ・ギリシャにおいても、その黄金という色ゆえ、時の権力者の王冠などに用いられました。 また、喘息や不眠症に対する治癒能力があると信じられ、粉にして飲んだりしていたようです。
12月/トルコ石
宝石言葉:成功 硬度:5〜6
トルコで産出されるわけではなく、ヨーロッパに持ち込む際に トルコを経由したために、この名前になったと言われています。 とても繊細な宝石で、現在では合成によって、かなり良質のものが作られるようになりました。天然のものより酸や熱に弱いと言われています。 美しい鮮青色をしており、青空のような青が最高の色とされています。
トルコ石には、「決断力」や「実行力」を高める力があるとされ、幸運を呼び込むパワーストーンと言われています。 その歴史は古く、紀元前5000年前迄さかのぼることができます。 世界各地で珍重され、神聖な儀式に用いられたり、所持者に迫りくる危険を知らせる護身用の石とも考えられていました。
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